平成5年開店 アジアアロワナ専門店 レッドケン
アジアアロワナの選別力は その長き実績が物語っております。
体型、顔つき、発色時における色の出方、出た色、
光沢、一言に光沢と言ってもステンレスのような銀色、アルミ箔のような銀色、
ざらつきのある光沢、鏡面的な光沢など色々あります。
時代に流されない変わらぬ選別ポイント&飼育方法。
ショップもマニアも、まだまだ右も左も分かっていなかった1990年代に当社が発売した
アロワナ解説ビデオ「ドランゴンサンクチュアリー」で大反響を呼び、
それが現在、全国的な選別方法として定着しています。
これからも変わらぬ選別方法で貴方のアロワナライフをサポートいたします。



 コーナーカバーはポンプの水漏れや怪我防止の為にだけ付いているんじゃない! 

スターリングを本格的にアロワナ専用水槽として特許出願から販売に至り、
各お客様とお話しているとコーナーカバーについて大きな勘違いや間違いがあると大いに感じたので
取り上げてみました。
(手書きのイラストで見難くてすみません・・・。)

特許水槽スターリングのコーナーカバーは全てR型なのでRで書きましたが
左側は上部フィルタータイプ、右側はオーバーフロータイプのイメージイラストです。

まず、コーナーカバーは何のために付いているのか?
上部フィルタータイプの場合、
@魚が激突してポンプの接続ホースが外れて水漏れになる。
Aポンプの裏側を泳いだり、捕食時に怪我をする。
Bヒーターサーモ等を入れる収納的存在。
オーバーフロータイプの場合、(以下OF)
@フロー管のみでは魚がパイプから入ってしまう。
Aコーナーカバー無しでは水を下から吸い上げないから。

以上等々が、主だった意見でございます。
そして一番多くお聞きする感想が

「コーナーカバーはゴミが溜まって掃除が大変だから、 溜まらないようにろ過槽に送り込んでます」

それ違いますよ〜。。。

「コーナーカバーの底に溜まるゴミ・ヘドロ・糞等をろ過槽に送り込んだらダメですよ〜」


コーナーカバー内にヘドロ等を溜めないために、
上部フィルター縦型ポンプを使用の場合は一番底までストレーナーを下げる。


OFのコーナーカバータイプの場合はカバー本体を小さくする。
筒の周りを魚が泳げるようになっている3重管になったOFの場合は、(下記画像)
フロー管へ上がる水の勢いを強めるためにポンプを強くしたり
フロー管とカバーの隙間(画像のa)を狭くすることで、
水槽内にゴミが溜まらずろ過槽へ全て吸い込まれるシステム。


または下記の画像のようにコーナーカバー内にエアレーションをかけて対流を作り、
ろ過槽へ流し込むパターン。


コーナーカバーの底は魚の量や給餌量で異なりますが、1か月も放置しておくと
1cmほどの層になってヘドロ等が溜まっています。
それを無理やりろ過槽に送り込めば必然的にろ過槽に溜まります。

「それはウールで濾せば大丈夫!」
・・・。(-_-;)
とんでもございません!!
全てを濾すなんて不可能です。結果、ろ材へとその汚れは進み
ろ材本体の目詰まりを呼び、ろ過槽のスノコの下に沈殿するのです。
ろ過装置の掃除を頻繁に行えばよいのですが、とてもじゃないけどやってられません。
その結果、肌荒れ・白いデキ物・釣鐘虫の寄生など、様々な病原体が発生しやすい環境となって
個体の体表に艶が無かったり、なんか”あかぬけしない”状態となってしまうのです。



フィルター底の掃除を簡単にしようと、購入時にろ過装置にドレンコックを取り付けて
ヘドロを取り出そうとされる場合もございますが、
ヘドロが抜けるのは斜線部分のコックの周辺一部分のみで
根本的な掃除には一切その効果を発揮しません。


だから!コーナーカバーは
 ろ過槽に送り込む前の沈殿槽と考えよ!! 

ろ過槽へはなるべく綺麗な水を送り込むのが基本です。(沈殿→物理ろ過→生物ろ過)
コーナーカバーの底に溜まるヘドロは溜めて捨てる!
また溜めるために付いてるんです!

ろ過槽に送り込んではダメです!
コーナーカバーは怪我や水漏れを防止するだけじゃない最大的要素があるのです。
それでウールの汚れ、ろ材の目詰まりを防ぎ、ろ過能力の寿命を大きく伸ばすことが出来ます。
結果、アロワナも調子よく泳いでくれるでしょう。

泥水を飲まなきゃいけない状況に置かれたとしたら
あなたは上澄みの水を飲むでしょ。





アロワナの尾っぽ噛み・・・(ーー゛)

尾っぽ噛み・・・。コレほんま頭の痛い症状です

なんのこっちゃ??と思われるマニア様も多いと思いますが、万一の為に読んでおいてください。

まず病気ではありません。一種のクセですので薬はございません。
爪を咬んだり、貧乏ゆすりするようなもので、胴長なあのアジアアロワナが自分の尾っぽを自分で噛むんです・・・。
尾腐れ病ではないのでご注意を!

まずこの尾っぽ噛みの初期症状〜をお話します。
水質の悪化とは無関係に水槽の決まった場所でじっと動かなくなります
病気ではないのでエサはしっかり食べます。
時折泳いでもすぐにもとの位置に戻ってしまう。と言う症状が尾っぽ噛みの第一段階です。

やがて尾っぽが気になりだすのか、円を描くように「クイッ、クイッ」と泳ぎだします。
通常優雅に泳ぐアロワナですが俊敏な泳ぎ方に変化し、円の中心から外側に傾くような泳ぎ方をします。
こうなるともう必ず「尾っぽ噛み症状」(>_<)

噛みだして1日目はサンドペーパーで尾っぽを擦ったようにやや白くなる場合と
いきなりパックリ尾っぽが裂ける場合とがありますので、日々の観察が重要です。
この初期段階では「個体を別の水槽への移動」や「半分以上の換水」、「エサを腹いっぱい与える」などの処置で
治まる場合もありますが大抵気づかずに放置してしまって
次の段階の「完全に尾っぽを噛み出してしまう症状」になってから慌てて処置をする場合が多いように思います。

「尾っぽだけがボロボロなんですが・・・」とのお電話に「それは尾っぽ噛みですね」と。お答えするのですが
「いや、そんなん噛んでるところは見たこと無いでぇ〜」とのご返答が多いんですが
「同じ位置でよく、じっとしていませんか?」と、お聞きすると「そぅ〜です」とのお返事を頂き
問診結果は『尾っぽ噛み』となります(^_^;)

こうなるとナカナカ治りませんで、最後に述べる方法しか特効薬はありません。
で、こうなって慌てて熱帯魚屋さんに電話したりしますが大方のショップが言われるのは
「パロットなど他の種を入れて気を散らさせなさい!!」
「水槽にボールを浮かせて気を散らさせなさい!!」「水流で治りますよ!!」
「エアレーションを強くしなさい!!」
ですな・・・。
しかし、その方法では確かに一瞬止みますがすぐに慣れてまた噛みだします。
「治らへんやんけぇ〜」との経験のある方も多いのでは・・・?

店内でも噛みだした個体も居ますし、尾っぽ噛みとして下取り等で入荷した個体も居ますが
実際見ていて非常に観賞価値を下げてしまいます
じっとしている場合が大半で、泳いだ!と思ったら狂ったようにクルクル回り、尾っぽを噛んだら元の位置へ・・・。
これでは優雅に眺めていられません(ーー゛)

そこで2例、尾っぽ噛みを長期間完全に止める方法として挙げてみますと
@アジアアロワナ同士の混泳
これはナカナカできません(^_^;)
だって尾っぽ噛みは10cm〜でもやりますし、通常そんなサイズ何匹も持ってる訳ないし
ボロボロになっちゃうし・・・。
パロットやシルバーアロワナではやはりアジアアロワナのほうが強く、当初は牽制しながら泳ぐため
そちらに気が行き、尾っぽ噛みが止まりますがそのうちまた始めちゃいます。
そうかと言ってアジアアロワナを2匹もNGです。
混泳する場合は最低でも4匹以上を目安にどうぞ・・・。

ご存知の通り縄張り意識が非常に強いため激しいケンカをしてストレスによる死亡という結果が残ります
魚の場合、外傷による雑菌感染死亡とストレスによる死亡があることを忘れないでください。
ですのでアジアアロワナ同士の混泳による尾っぽ噛み撃退には充分な注意が必要です。


A水槽内の光を0%にする方法
これがレッドケンオススメの尾っぽ噛み撃退法です
何度も言いますが原因は分かりません。しかしこうすることで今まで100%止まり、尾っぽの再生まで
こぎつけたことは何度もありますので是非試みてください。

用意するものは「大きな遮光性の高い布」と、
あとコレが大切です!!水槽内に光を入れたくないので一切魚を見ない。と言う
忍耐力をご用意ください(^_^;)
水槽内はまったくの暗闇状態で最低でも1ヶ月間続けてください(エサを入れる一瞬光が入ることは仕方がありませんが)
コレできっと元の大きな尾っぽに再生することでしょう。
しかし体色が血紅龍・過背金龍・紅尾金龍にしましても、今まで見たこと無いような薄い色彩になることをご承知置きくださいませ。

ただし・・・ 尾っぽも再生して完全に治ったと思っていても光を入れたとたん
また回りだしたと言う事例もありますので残念ながら完全な治療法ではない事を付け加えておきます。




店内の一例

ある日突然朝電気をつけてみたら尾っぽがバラバラになっており
ヤバッ!と思い、換水&エサ療法をやってみるものの効果なし。
では水槽移動と言うことで50cm超える個体ですが4箇所の水槽を毎日移動してみましたが、やはりダメ・・・。
この時点で諦め、まっそのうち治るか。と安易に待っていてもやはり一向にその症状は改善されず頭を抱えて数ヶ月・・・。
ご来店されたお客様はご存知ですが、店内の一番目に付く正面の1500X750X750ガラス水槽にはいつもメインの魚を入れるので通常は
尾っぽ噛みの魚を入れたりしないんですが、その魚が売約済となり空きがでたので試しに入れてみたら
『!?!?』
治ったんです(@_@)
瞬時に治ったと分かるのは泳ぎ方がまさに変わりますから経験のある方なら分かるはず。
こりゃぁ〜良かった(^。^)と、そのまま2ヶ月ほど経過して尾っぽも再生され、「完治」と読んで別の水槽へ・・・。
すると3日目。また噛みだして尾っぽがササクレだしてきたではありませんか!?
「おいおい」と思う反面、尾っぽ噛みの原因に謎を残すばかりとなり、いまだに解明されず・・・。
しかし今までの数々の尾っぽ噛み魚を見ていて個人的に感じる原因に「水槽内への光の入り方」が大きな要因と考えます。
だから「真っ暗け」にすると止むんですからね。
正確な答えはありませんが、できればこの症状だけは出ないでくれと願う毎日です・・・。




やりました!血紅龍同士の産卵ヽ(^。^)ノ!!
平成17年5月4日 午前10時 関西在住 M様



下に写っているのがメス個体です。非常に青みの強い鱗底色をしており赤さも抜群な個体を使用です!
色合いは繁殖向けに飼育しているため色は「ダダ抜け」ですがこの色彩♪
産卵から咥卵した直後の画像です。
下にじっと2匹で座りだし「そろそろ産むんじゃないかなぁ〜」と思いながら
シャワーを浴びて戻ってきたらこの状態だったそうです。
やっぱ人前ではなかなか産まないのなか?
シカシ!!産卵報告の少ない血紅龍X血紅龍ですから、ハッキシ言って大快挙ですね(#^.^#)
オスが咥卵してからも寄り添って泳ぐさまは感動ですね
このまま順調に卵を守ってくれる事を願います・・・




今後の報告を楽しみにしたいと思います(#^.^#)






 平成17年5月8日 完食(>_<) 
次回の産卵に期待をしたいと思います

やはり果てしなく続く繁殖への険しい道のり・・・。









大人気(^^♪コーナー『血紅龍の成長記録』














まだ13cmの幼魚ですが"つるっ"
とした理想的な絶品の光沢をしてます
発色はまだしてませんがこの様な
魚がピカピカのウロコをした血紅龍
になるんでっせぇ〜。なかなか居まへん。


左の個体のウロコです。エラブタ同様
につるっとした光沢を見せており
飼育意欲をかきたててくれますわ
関東のマニア様飼育中です。画像を
いただき次第成長記録を更新したい
と思ってまっしぃ〜。

約1ヶ月後の平成14年5月6日撮影です。
エラ蓋の"A"のしわからピンク色の
発色が確認できるのではないっすか?
最初の初期発色はこの様に"A"のしわ
から出るんが理想でっせ〜ぇ(^^ゞ


平成14年6月6日撮影です。
エラブタの発色度はさほど進行
してまへんけど光沢が強くなってるのが
わかりますねぇφ(..)画像をクリック
したらエラブタのアップが見れまっしぃ〜
この光沢がええねん!!

約1ヶ月後の平成14年7月6日撮影です。
光沢がまたまた強まってる感じ
微妙にエラブタのピンク色が
厚みを持ってきたよぅですねん!!
ボチボチ血紅龍の
『オーラ』が出てきたよぅだぜ〜ぇ(^^ゞ


平成14年8月6日撮影です
相変わらずの光沢の強さで
マスマス期待大!!
順調な経過ですね・・・。


平成14年9月6日撮影です。
実際にはしばらく前に
鱗の第一リンカクにピンク色が
出ていたと思いますが写真には
なかなか写らへんのでっけど
画像でも確認出来るようになってきました!
第一リンカクからきれいに
発色してきているんが
確認できますやろぅ〜



平成14年10月4日撮影です。
1ヶ月でだいぶと鮮明に
輪郭が出てきてます!!
矢印の所に注目・・・。



平成14年11月6日撮影です。
エラブタ”A”のしわからの
ピンク色がよくわかってもらえる
画像が来ました。
わくわく、ドキドキ楽しい
変化の毎日(^^♪
血紅龍の醍醐味やんねぃ〜



平成14年11月6日撮影です。
フラッシュなしの撮影でっけど
鱗の光沢がつるっと
してるのが分かってもらえますやろか
ホンマえぇ魚になってきましたで!!
幼魚時の光沢の小さな違いがこうして
今、えぇ結果が出つつありますねん。


平成14年12月5日撮影です。
エラブタ”A”のしわからの
ピンク色が確実に増えてますな!
モチロン同時に輪郭も
太くかっちりしてきてまっ
このあたりまで来ると
皆さんももう安心でしょう
エリートコースまっしぐら!!
ちゅゥ〜感じやんねぃ〜(^^♪

平成14年12月5日撮影です。
この画像はなんと言っても
ソクセン(3列目)、4列目にかけての
発色する輪郭部分が彫刻刀で
描いたようにきっちり出てるねん!!
クリックしたら画像でまっしぃ〜
やっぱりえぇ魚選別してるなぁ〜
自分で褒めてどうすんねん(笑)
また、飼育者の飼育センスも抜群!!
正月はおいしぃ餅が食えそぅ〜(^^♪
ちょっと広告を・・・・(^_-)-☆ 血紅龍選びは安心して当店にお任せくだはい


平成15年1月7日撮影です。
エラブタのプチプチとした
にじみ出る発色がよく
判る画像が来ました!!
目の横の発色が判りやすい
かもしれまへん(^^♪
この時期くらいから
徐々にその色彩は
濃くなってきますねんで

平成15年1月7日撮影です。
しっかりとした体型を
保ちながら上手に飼育されてまっ。
エサのやりすぎもなく逆に
すくなすぎる事も無く
程よい量を与えておられまっ。
京都ではこんなんを
『えぇ〜塩梅(あんばい)
でんなぁ〜』と、言いますねん。


平成15年2月7日撮影です。
エラブタのプチプチとした
にじみ出る発色が先月から
比べると随分厚みが出てきてまっ
しかも、色彩が既に
赤っ(^^♪に近づきつつ
ありますなぁ〜
エラぶたの光沢が「アルミ箔的」
なんもわかるんちゃうかなぁ〜

平成15年2月7日撮影です。
このサイズで「エラぶた全面発色」及び
「成魚の鱗の輪郭」は、まだ分かりまへん。
オスメスに関係あるか!!とも
考えているんですが・・・・。
まっ、あれやこれやと
今後の成長が期待を持って
見守れる「オレの1匹」になることは
間違いおまへんけどもね(^_-)-☆


平成15年3月7日撮影です。
血紅龍の場合
赤い個体ほど「色乗り」
も分厚くなってきます
2度塗り3度塗りみたいに・・・。
このエラブタもその特徴を
見せながら徐々に濃く、そして厚く
変化を見せていますね(*^_^*)


平成15年3月7日撮影です。
個体の色彩自体が濃くなっていくのが
毎月わかりますね
ここで、飼育者ご本人のコメントを
付け加えておきますね
『画像からは確認できませんが
エラブタの柔らかい部分からプチッと
蛍光色を思わせる赤が
発色し非常に期待できる色質に
驚いております…(・o・) 』


平成15年4月7日撮影です。
血紅龍の場合
固定色ではないという
事は何度も話していますが
現在まで順調に育て上げられてます。
『オレの1匹』へとまっしぐら!!


 平成15年4月7日撮影です。
画像では確認できませんが
尾っぽのあたりまでしっかり
発色しています!(^^)!
なかなか尾っぽまで発色する
個体もエラぶた全面発色同様に
すくないですね。


平成15年5月8日撮影です。
しかし、光沢のある個体やんねぇ〜
この個体はまさに「サインペン」で
書いたような発色をしてきてます。
しかも細くね。クレヨンで太く発色する奴
も居てますが、その選別は不可能ですね。
いまのところ・・・。


 平成15年5月8日撮影です。
Aのしわの中の発色が微妙に
増えてますね。少しづつですが
変化を見せるアロワナが
面白くってしかたないねぇ〜(*^_^*)
先月の画像と似たアングルやから
並べるとよくわかりますね



平成15年6月10日撮影です。
1ヶ月で だいぶ輪郭がクッキリなりました
ちょうど先月と同じアングル
からの画像ですし 分かりやすい(^_^)
このまま腹(第1列目)まで
発色してくれたら・・・
最高〜ぅ(●^o^●)


 平成15年6月10日撮影です。
エラぶたの発色した色には光沢
が無く、銀色の部分はきつい光沢。
際の良さも確認出来まっ。
この2つは選別時の大切なポイントで
血紅龍の上物である基本ですね・・・。(^・^)



平成15年7月11日撮影です。
第一輪郭にクッキリと出ていた
発色が鱗底にかけて滲む
ように第二輪郭を作りはじめて
きました。成長に伴う輪郭の
形成についての判別はまだまだ
難しいですね・・・


 平成15年7月11日撮影です。
輪郭は環境によって変化する
後天的なものか?
先天的に決まっているものか?
理解を超えた楽しみや期待が
血紅龍の成長過程において
飼育者をハラハラ、ドキドキ
させますねん(*^^)v


平成15年8月11日撮影です。
いやいや・・・。今年は冷夏とは言っても
やっぱり水槽の水温は33℃近くまで
上がりよるですねぇ〜(~_~;)
色抜けの対敵。高温で
店内の個体もそうですが
この個体も少し色抜け
してますねぇ〜(T_T)


 平成15年8月11日撮影です。
まっ!!しばらくの間です。
エサ喰いも落ちがちな
季節ですから気にしないで!!
個体の素質を楽しんで
夏を乗り切ろう〜(^^ゞ
素質があれば必ず
戻るねんから(#^.^#)


平成15年9月12日撮影です。
まだまだ色抜けをしていますが
ここでポイントですが
抜けている時こそ本来の
素質が見えてくるところですねん
発色初期段階と同じ色彩に
なる場合が多いっすね


 平成15年9月12日撮影です。
それは金色がかったオレンジなのか・・・。
黄色がかったオレンジなのか・・・。
やはりこの個体ピンク味を帯びてまへん?
抜けた時こそ「素質」が見える(^_-)-☆


平成15年10月13日撮影です。
徐々に元の色を戻しつつありますね
先月から極端な変化はありませんが
実際、魚を見ると微妙に
エラぶたの発色面積は増えて
いるでしょうね(#^.^#)


 平成15年10月13日撮影です。
そろそろ飼育者の方も
このサイズくらいになると
大きな水槽への移動を考え出される頃。
血紅龍の場合水深は500までくらいが
色を重視した場合は いいでっせ(^_^)


平成15年11月13日撮影です。
いい感じの画像です(#^.^#)
私、個人的にこの鱗底の光沢
厚みのある発色は たまらん好きですねん
色も戻ってきて、血紅龍を飼育するにあたっての
醍醐味が画像からも伝わってきます


 平成15年11月13日撮影です。
実にカッコいいですね・・・。
やや暗めのショットですが 撮影の際の
魚のポーズが その人の好きなアロワナの
ポーズなんでしょうね(^_^)
まさにLevel1の雰囲気を漂わしてます。


平成16年1月14日撮影です。
鱗のアップですが、まさに滲むように
なおかつ色厚く発色してますやろ(#^.^#)
商業名なんかに拘らなくても、この個体を見れば
ハッキシ言って関係ないわね


 平成16年1月14日撮影です。
今年最初の画像頂きました。
こんな魚が家にも居たらなぁ〜と
お嘆きのマニアはん!!わたしが
太鼓判押せる個体を飼育してみてくだはい


平成16年2月17日撮影です。
今回も鱗のアップですが、先月の画像と比べると
微妙に太くなって来てますね(#^.^#)
毎日見ていると気づきにくいですが
画像に残しておくと分かるから
皆さんも成長記録は残しておくと
いいですよ。次の魚を購入する時の
選別ポイントにもなりまっしね!


 平成16年2月17日撮影です。
平成14年4月から成長記録載せてまして
もうすぐ2年です。成長速度云々・・・の
話を耳にしますが私はこの個体くらいの
速度が『本来』の速度ではないかと
感じますね。チョコレートとチーズ
ばっかし食べてるような相撲とりみたいな
体型の魚よく見かけますから・・・。


平成16年3月20日撮影です。
相変わらず えぇ〜光沢してますなぁ〜
血紅龍飼育の楽しさを存分に
味わっておられる事でしょう(^^ゞ
「こんな個体うらやましぃ〜」
って、思いますよね(#^.^#)


 平成16年3月20日撮影です。
大きな変化はありませんが(^_^;)
目ダレも無く、上手に飼育されてます
先月から比べると
微妙に大きくなったように感じます
皆様にとって理想の成長速度って
どれくらいなんでしょうね・・・。


平成16年4月30日撮影です。
ますます輪郭の発色が厚みを増して
来てます。2列目あたりの鱗底における
飴色な光沢のある鱗は実に見ている
者を魅了してくてます
3列目も鱗底にくすみがないから
よりこの魚を綺麗に見せるんですなぁ〜



 平成16年4月30日撮影です。
画像では分かりませんがエラぶたの
Aのしわから2次発色的に、更に
濃い色が出てきているとの事を
飼育者様からコメントいただきました
当店から500kmほど離れたマニア様
ですが、わざわざ足を運んで
購入されに来られ満足していただき
わたくし、大変喜んでおります


平成16年6月8日撮影です。
マニア様のデジカメ故障で更新遅れました(*^_^*)
リンテイの光沢も鈍る事無くすこぶる順調デス
この色彩を保持するためにも
プレコなどの他魚からの病気感染を
注意したいですね。
これからの時期イカリ虫等が
気になりますから





 平成16年7月6日撮影です。
最近バックスクリーンをはずし
クリアにして壁の白い色をバックに
されたそうで 黒ずんでいた体色が抜け
より鮮明にリンテイの光沢を見せだしてます
ワタクシ個人的にはこの飼育スタイルのほうが
好きですねぇ〜




 平成16年8月6日撮影です。
この時期は水温上昇に伴いどうしても
色抜けが避けられません(~_~;)
我慢の季節ですね・・・。
しかし綺麗に、しかも同じ太さで体後方まで
出ている輪郭は惚れ惚れしますね
鱗底の光沢もキープしてますから
思わず、ムフフッ(*^。^*)



平成16年10月28日撮影です。
暫らくぶりの画像ですみませんm(__)m
飼育者の方が入院されて魚も2ヶ月弱
ほぼ「ほったらかし」状態だったそうです
多少の色抜けは否めないものの健康状態は
ご本人様より良好そうですよ(~_~;)
鱗底の光沢は入院前より良くなったとの
事も・・・。古い水と光沢の関係かな??




 平成16年11月27日撮影です。
今回は少し面白い角度からの
画像をいただきました(*^_^*)
この角度から見るとウロコ及び
エラぶたに発色している色の厚みが
分厚いことが確認できますね
しかもリンカクも保持したまま!!



 平成17年1月9日撮影です。

新年明けましておめでとうございます
今年も成長記録をヨロシクです♪
水槽を新しくセッティングの為
お持ちの池に仮入居です(^_^)
気持ち良さそうにのびのび泳いでますなぁ〜
このまま巨大化を狙っても
面白いかもネ・・・。




お詫び
大変ご好評をいただいておりました
このコーナーなんですが
この池で死んでしまったそうで(+o+)
このコーナー終了することとなりました





また紹介できる機会がございましたら
再開いたします・・・。
ながらくありがとうございましたm(__)m





アロワナマニアには顔つきに拘る人が多い。
写真の個体はイカツイ顔つきの個体。
目が前のほうに付いている様に見え
エラブタ全面にも発色しており
なおさら顔が大きく見える。


店内「オレの1匹」の尾鰭です。後半が
白化しており珍しいタイプで希少です。
このヒレをした血紅龍は過去に雑誌で
「一度見たことがあるだけで」とご来店
いただ いたマニアの方々に”いいねぇ”と
言っていただいてます。


個体商業名は嫌いですねん・・・
藍底過背金龍、金底過背金龍、緑皮血紅龍、高背金龍などなど・・・
これから始めようと考えておられる方なんかは混乱するんでは?上記の名前は
確立されている「種」ではありまへん。個々の個体差及びその成長段階での特有な色彩や
環境により引き出されている色彩をとらえて表現している言葉に過ぎひんため惑わされないで
下はい。スーパーレッド、超血紅龍、スーパーゴールデン、なども販売推進用語でっせ。
さぁ〜『オレの1匹』見つけまひょ!!


リンテイに大変青い光沢が見られます。
若魚の成長段階での一時的な色彩だと
考えられます。この個体を差して
藍底血紅龍とは呼びまへん。が!!
良質個体の一つの特長とは言えますわな。


地肌の下から滲みでるような発色個体。
理想の色の出方です。この様な出方が
良い点は将来エラブタに厚みのある発
色が期待でき、すなわち赤くなる素質
を持っている証になるからです。



発色した色に光沢を持たない個体。
発色してきた色には光沢がない方が
良いでしょう。レベル1の特長に
クレヨンで書いたような発色が上げられ
ますがその発色の一例です。


同じように光沢を持たない個体。
左の魚とは対照的に細くサインペンで
書いたような出方です。やはり理想と
する発色の仕方で好まれるマニアも
多いのではないでしょうか?

微妙な個体差のあるアジアアロワナ。拘れば拘るほど奥深い魚だと感じます。左右の写真良く見るとちゃいますやろ(..)
  

エラブタの色の出ていない部分の銀色に注目して下さい。比べるとよ〜く判りますが左右の
魚はかなりの個体レベルに差があると考えられます。左の個体は古い1円玉のような鈍い銀色
をしています。平均的レベルな個体に多く見られる光沢で見ている者に強いインパクトを与えて
くれませんし"並"と言った感じっすね。それに比べると右の個体はまるでアルミ箔をちょっと
握って伸ばした様なギラギラとした光沢が確認出来るかと思います。この光沢を持つ個体は良質
である場合が多いです。アロワナ在庫のページでも何回か「エラブタの光沢が・・・」と、言って
いるのはこの事で稚魚の段階でも微妙に差があり選別時の大切なポイントの一つでもあります。
小さな差が大きな差になって出てきます。ウロコについても同様の事が言え、光沢差は
小さいことですが選別時には大切でっせぇ〜(^_-)







・・・・・・・・辣椒紅龍って!?・・・・・・・・

まぁ〜あれや(-_-)これや(@_@)とお店で様々な見解があるようで・・・
あくまでも当店の見解ですが、「実際は正論と思ってますが・・・(^^)」
まず辣椒紅龍と言う"種"はありませんし固定品種化されていないと言う事を頭に入れてください。
名前の由来は川に血紅龍が泳いでおり更に上流に行ってみると
更に赤い血紅龍を見つけたそうで、その色がまるで赤唐辛子のようにまっ赤な事に驚き
血紅龍より更に赤い魚を辣椒紅龍と呼んで区別したそうです。(ホンマかいなぁ〜)
そんな事から一般的に「血紅龍より赤い魚」として認識されているようにお客様を通じて感じます。
ほんで血紅龍より赤いって言うケドも・・・
血紅龍のコレと言った赤さの基準も無いのに何と比べてるんすかねぇ?
購入前の消費者の気持ちを高ぶらしているだけのような気も・・・
そんなこんなで数年前にアロワナ専門誌に掲載された東京タワー水族館の魚を私は辣椒血紅龍の一つの基準として考えてます。
まず色彩は当店で言うレベル1の赤さ。せやから血紅龍も辣椒紅龍も同じ赤さと考えてます。
後は体型と発色の仕方の違いで区別します。下の写真は全て血紅龍です。

輪郭のハッキリした魚、グラデーションがかった魚、ベタっと色乗りした魚。
と、色んなパターンがありますが辣椒紅龍とはソレとは違いますねんな〜。
綺麗な太くて立体感のあるモコモコとした発色が辣椒紅龍の特徴と考えてます。つまりあまり見かける事の無い魚です。
辣椒紅龍の写真は無断で掲載すると後で肖像権云々で言われても、うっとうしいので本にて確認してくだされ(^.^)
そこで!!疑問なのが稚魚に辣椒紅龍と付いている場合です。
将来の色彩は色々な観点から予測がつきますが発色パターンまで予測するなんて不可能でっせ!!
と、言いたいわけなんです(^。^)
ですから辣椒紅龍と血紅龍はハッキリとした個体差があると認識してますんで稚魚の段階で辣椒紅龍と呼ぶんはおかしいと思いますねん。
そりゃ〜確かに「辣椒紅龍の区別は色だけですねん」
と言われれば、それでええんでしょうがそれではマニアとしてつまらん話でっし
その程度の区別なん?って感じできちっとした線引きが欲しいもんですわ。

3つ目はその体型です。最近「スプーンヘッド」と呼ばれて頭部からのもりあがりのある魚が人気ですが、
確かにバランスのとれた体型なら許せるんですが過給餌によるけったいな(ぶさいくな)魚もみかけます。
太ってたらええっちゅうもんちゃいませぇ!!
バランスの取れた本来のアジアアロワナとしての体型を忘れたらあきまへん。
そこで先のタワーの辣椒紅龍として呼んでいる魚は餌を与えすぎたものとは別モンで頭部からの緩やかなもりあがり、
喉元腹部からシリビレにかけての緩やかな弧。自然であり、また迫力のある体型に
後方3ヒレがやや後ろ気味についており特にシリビレが小さくて・・・
またそこが体を大きく見せているんっすねぇ(^.^)

と言う3点を併せ持った魚が辣椒紅龍と考えております。
せめて色だけで区別するなら「辣椒紅龍色彩タイプ」ちゅうネーミングとかにして欲しいですな。
ホンマ「辣椒紅龍」って呼べる魚は滅多にいまへんのでっせ

ショップでゴロゴロ販売されている辣椒紅龍に疑問を持ち続けている
今日この頃です(ホンマはずっと前からでっけど)




全長約12センチ。
ええ光沢してました。持って帰ってワクワク、ドキドキ。徹夜で眺めてしまう方も多いんでは?決して辣椒紅龍じゃ〜ありません(^^ゞ



全長約15センチ。エラブタからの発色が確認出来ます。発色している部分と、していない部分のキワがええなぁ〜。ますます期待に胸膨らむ!!
全長約20センチ。ウロコから発色開始。画用紙にクレヨンで書いたような発色の仕方。サインペンで細く書いたような出方と並んで上質個体の証。エラも更に色乗り





全長約22センチ。隙間のあったエラも真中は埋まってきた。リンテイのテリ(光沢)も充分。太巻きになりそうな鱗の発色に加えて後方まで色付いてきてますなぁ

更に輪郭が太くなりエラブタの発色面積も増大中!中部地方のお客様が購入されましたが今後が楽しみ!!!画像を頂けるようでしたらまたご紹介いたします。




正しい飼い方!?

まぁ〜最近は色んな雑誌にも飼い方がしるされてますわ。
なるほどと思うもの、なんじゃそりゃ〜(>_<)と、思うもの様々でっけど
まずは、どないしたいかが大切ですねん!!
数年まえに大ブレークした当店のビデオ『ドラゴンサンクチュアリー』
の内容に『赤く』する飼育方法をほんの少し述べていますが、かなりの反響をいただきました。
詳しくはスンマヘンけど”ラーメンのだし”ちゅう事で企業秘密ですねん(^_-)-☆

飼い方としてまず、『赤くするための飼い方』『でかくして見映えのする飼い方』
『繁殖目的の飼い方』の 三種類がおます。
  

やはりそれぞれにポイントがあると思いますが
各マニア様でいろいろ試行錯誤して『俺の水』を見出してくだはい

で、よく「1週間に三分の一の水換え又は毎日10分の1の換水を行ってるのに調子悪い」と耳にしますが
ただ換えてるだけでは当然の答えです。
餌の量、水槽の水量、濾過能力、魚の数で大きく変化します。
一言、声を大にして言うなれば
たくさん、ろ材を入れて大きな濾過槽をつけたら安心(*^。^*)
コレ大間違いでっしね!!
バクテリアが増殖すれば同時に雑菌も増殖します!!

ちゅう事ではないことを忘れないで下はい。
ろ過が大きいと言うことは水がより綺麗になるという認識ではなく、
ろ過スピードが速いと、お考えください。

ろ過の強い水槽は、ちょっと擦っただけなのにそこから雑菌が入り病気をしてしまう場合も多いです
要するにバランスなんですわ。そこに赤く飼育するポイントもおますねんけどね。
「間違った飼い方」と言うと語弊がおますねんけどろ過能力が強ければOKと言う
勘違いした認識が多いようにも思いますわ・・・。






平均顔!?

過背金龍コラム(過背のから騒ぎ)でもちょっと話してるんでっけど
アロワナも『飼い主に似るなぁ〜』って思ってましてん。
まっ飼い方に似るっちゅた方がニュアンスは近いケド・・・。
ほんなら、この前朝日放送の特報サイトっちゅう番組で『平均顔』言うて面白い事やっましてんけど
職業によってそれなりの特徴があるんちゃう?ちゅう内容でしたわ。政治家、銀行員、サッカー選手
野球選手、女子アナウンサー、格闘家、暴力団などなど、その業界人の顔を100人ほど写真を撮って
コンピュータでその平均を出すんでっけど、おもろい事にそれがパッと見て
結構、あっ!銀行員かな?アナウンサーかな?って意外とわかりますねん。
その業種の顔ってあると思いまへん?例えば銀行員と言うと
『堅くて大人しそう』とかいうイメージがあるんとちゃいますやろか?
やっぱり暴力団の方って怖い顔したはりますもんね(^。^;)
興味深いトコロで、たまたまそういった特徴の顔の人がその職業に就いたんかな?
後天的にその職場や人間関係の環境によって、そのような顔つきになってきたのかな?と
番組の中でもゲスト同士で色々話してましたわ
私、個人的には後天的要素がかなり強いんじゃないかなと思いますねん。
そんな訳でアロワナも飼い方で輪郭や光沢、色彩も大きく変化しますねんで・・・。




しめてるぅ〜!?

よく耳にする言葉ですね・・・。
餌を控えめにして育てることを指しますねんけども・・・。
『過背のから騒ぎ』ページの『餌食いが悪なったぁ〜』で少しのべてますがアロワナは古代魚です。
生命力が強く少々少ない餌でも生き延びることが出来る事が
長く子孫を残せてきた要因の一つにあるとも考えます
恐竜が絶滅した理由も様々な説がありますが飢餓に弱い、ちゅうことも大いにおますやろね。
そんな中、1歳でこの大きさ!?!?。
しめてるからこのサイズで発色してるんちゃう?と、よぅ聞きますが、
(基本的に血紅龍は年齢で発色を開始しますので)
しかしある意味その年齢でそのくらいの大きさのほうが
自然界でのアジアアロワナの順調な成長速度かも・・・とも思いませんか?

しめてると将来的に大きくなりにくい!!なぁ〜んて言われがちでっけど
長い間店をしてますとやっぱり売れ残る魚も当然居ますねん。
しかしそんな魚もお客はんとこ行ってグングン大きくなっているのも見てますし
「あんまり気にしんでもえぇ〜んちゃうかな」と思いまっせ。
大きく肥えた個体がお好きな方でも20cm〜30cmくらいですと、その後の給餌の量で体型は
ご希望の形になると思いますよ。
しかし、40cmを超えた個体の場合は飛躍的に体型が変わることはあまり無いのでご注意を・・・。
わたしは「しめてる」のが良いとも悪いとも思いません。
そのマニアの「俺の飼い方」ってのがあるんですから。

それから、いったいアロワナを何センチまでにしようと考えてはるんか知りませんケド
水槽の一般的家庭サイズ(1800クラス)ではアロワナの巨大化には少々厳しいモンがあるように思います。
通常60cmがせいぜいで、80センチでも目指すんならやはり3m級の水槽設備が欲しいねぇ〜
またオス、メスによってもMAXサイズはちゃいますしね・・・。
雑誌や、にわかショップ(薄知識店)の話を真に受けてもどぅかなぁ〜って。

「しめている」個体はやはり小さくて発色している場合が多いです。
しかし小さいサイズで発色をしているから「コレいい!!」ってものではなく
将来の色を予測する上で重要なのは微妙な色の出方の違い、色質の違いなんです。
そのへんをお忘れなく・・・。
そして血紅龍の発色する色は固定色ではなく環境や水質に大きく左右されます。
しかし元に持っている素質の違いは大きくあります!!
車の馬力で例えますと50馬力と380馬力の車が坂道を30km/hで走っていても
その潜在力の力の差は歴然で当然高馬力の方が余裕がおまっしゃろ。
それとおんなじ感じで、環境で目いっぱい濃くなっている魚と
赤くなりにくい環境で素質の高さを感じる赤さを見せている魚は
一見同じような濃さに見えても潜在力の色に差があります。
それが黄色がっかたオレンジ色であったり、金色がかったオレンジ、
光沢のある発色に無い発色、ピンク味を帯びたオレンジ、朱色、柿色
と、区別しますねん・・・。




飼育者は料理長です(*^_^*)


綺麗な魚、そうでない魚。アジアアロワナ、ホンマいろいろいてますね。
わたし「例えば」が好きですねんけども(笑)ここは料理で考えてみてくだはい。
とびっきりの極上ステーキ肉を買ってきて家でおいしく食べようと楽しみにしていたのに
塩をかけすぎた(ーー゛) 焼きすぎた(ーー゛)等で折角の素材をダメにしてしまった事はありませんか?
料亭でレシピを聞いて同じ素材で作ったのに家では同じ味にならない
同じような事がアロワナにも言えます
アクアリストは料理で言えばコックです。その素材のよいところを引き出すも殺すも
飼育者次第です。極上を買ったから安心。安物だから「アカン」って事もないですよ。
しかしその飼育レシピもお店や雑誌によってまちまちであるのが現状です。
どれが正しいとかはなんとも言えまへんがその料理店なりのやり方もあるでしょうし
ですからこれから始めようと考えておられる方は信用できるお店を見つけることが大切ですし
そして何よりも、あなたの魚への愛情が最も大切な事ではないでしょうかね・・・。
料理も作る楽しさがあるように魚も育てる楽しさを味わってみませんか?
しかし好みの理想が高く、味にもうるさいのなら、
やはり成魚になって完璧に理想とする仕上がった個体を
購入することもある意味お勧めします。





『ハム』と『お好み焼き』!?



ハムとお好み焼きとは、なんのこっちゃ??かもしれまへんにゃけども・・・。
下の画像の個体の事ですねん。
両個体ともに体高のある魚ですわ。しかしコレ、メチャメチャちゃいますねん。
左の魚は体の横にもその脂肪がはみ出して、まさにお中元などで
貰う『ハム』状態です(゜o゜)(驚)個人的に(このHP基本的に私の偏見かも知れまへんけど(笑) )
嫌いですねん。なんか笑けまへんかぁ〜?
マンガ『ゲゲゲの鬼太郎』の”こなきじじい”みたい・・・・。
ただ食わせて肥えた!ちゅう感じですな。
しかし、右の個体は体高はあるけど横は出ていない。そう、お好み焼きみたいに
ペタペタと押さえたような。これが本来の体高のある個体と呼ぶんちゃうかなぁ〜?
肥えればモチロン体高もでますケドしかし横幅も出ますわな。
本来の体高は「体高」÷「横幅」の比率みたいな基準がほしいですわ!!
せやから右の写真の個体なんかが個人的に好きですねぇ〜ん!!
それから肥えて背中が盛り上がったらなんでも『スプーンヘッド』なんて言われてまっけど
それも、ちゃいまっせぇ〜!!まず『スプーンヘッド』とは体型の事ではなく顔から頭部にかけての
形であって、身動きとりにくいような肥えた個体を差しまへん。
まっ、『体高がある』ちゅうても2通りある!ちゅうことですねん(^_-)-☆





『色抜けについて・・・』

まいどですヽ(^。^)ノ

血紅龍の色彩が固定色じゃないことは何回も言ってるので、もうお分かりかと
思いますけども、ちょっと一言・・・・。
よく塩を入れると「色抜け」する。なぁ〜んて聞きますが
これは、チョットちゃうんちゃうかなぁ〜って・・・・。
ところで塩ってどんな時に入れます?
おおかたの場合「病気」をしたときですよね。

10年ほど前、個人的に血紅龍を飼育していた時どうすれば「より赤く」
飼えないかなぁと考えていた時分にワザと「塩」をいれていた時もあるくらいですからね
塩を入れれば「色が濃くなる」なんて俗説もあったんですよ!マジで(^^)
当時を思い出しても入れたことによって色抜けした記憶はないですね。
まぁ〜何の効果もなかったですけどもね・・・。そんなことですから
塩が色抜けの直接の原因ではなく病気やそれによる水温上昇(33℃)が一番の
原因と考えるべきでしょうね・・・。



※お詫び※関西弁で読みにくいかもしれませんが「ひとり言」と言う事でお許しくだはい(^o^)
また少しずつでっけど更新していきますんで見てくだはい。
過背金龍コラムは「過背のから騒ぎ!?」へどうぞ(^.^)


おおきに。また覗いておくんなはれなぁ〜


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