毎度っ!REDCENから熱きマニアへ

『ドリーK』作出の正式個体名称とその特徴・定義を紹介します
またご質問が大変多かった
【ニジェールタイプ】&【チャドタイプ】&【本チャドタイプ】の見解もご紹介します。
『憧れ』チャドタイプ

1983年頃から国内に輸入されていた。地肌の煉瓦色の赤みが強くかつ、
他のポリプテルスにない寸胴で体高のあるド迫力ボディーの個体を指す。
当時のマニアを釘ずけにしたタイプで10数年前突然輸入が全くなくなり
オールドマニアによって体型、色彩等の"凄さ"を語り継がれてきた
伝説のタイプ。バンドは太く成長に伴いかすれながら流れる事が多い
全長はニジェールタイプより大きくなりにくいが太短い体型は
成長と共にいかつさを伴い成魚になってからも餌を切らさずにブリブリ
太らせて楽しんでいるマニアは多い。ブリード物が少数流通している。
また『ドリーK本チャド』がショートボディーの代名詞にもなってきているが
『本チャドタイプ』とはここでは区別します。

『本家』ドリーK本チャドタイプ

現在のエンドリブームの火付け役ともなったドリーK作出のエンドリケリー
の中から太短くズッシリとした体型と美しい煉瓦色の地肌のチャドタイプ
に魅了されたマニアは多い。その中でもとりわけ太短い体型のものを
『本チャド』と呼ぶ事になる。(本チャドの『本』は、本物のチャド産とは別意する)
とにかく太短いため頭部、各ヒレが巨大でかつ、バランスが
素晴らしいためメッチャ!!『イカツイ』『カッコエエ』と、
マニアだけにとどまらず全国プロショップにも強烈な印象を与えた。
国産ブリード物において過去に極少数が出現したにすぎず
入手は大変困難である。

ニジェールタイプ

国産エンドリの代名詞的な呼び方で現行タイプ(ナイジェリアワイルド)
と、区別するため輸入エンドリ以外の全てに付けられている場合が多い。
一般的に標準的な体型で雄雌とも大型に成長する。
体色は黄土色〜茶褐色でブリーダーによるバリエーションが多い。
バンドはあまり流れていないが、はっきりと入る。また左右均等に
美しく入り顔、背ビレ、尾ビレ等各ヒレ、腹部に入る黒い柄が
鮮明でかつ、胸ビレの裏の年輪模様が美しい個体は稀少で極上個体として
人気が高くチャドタイプと人気を二分する。またバリエーションの
多さにコレクションを楽しむマニアが多い。

ロイヤル ニジェール

ニジェルタイプ個体群からブリーダー(ドリーK)選別された特に美しいハイグレードな個体。
簡単に言うたら狭い水槽にうじゃうじゃ群れていても混乱することなく何度でも同じ個体を
セレクトできるくらい美しさの面で目立ち、
その将来を予感させる素質をもつ幼魚で20センチくらいより選別可能となる。
旧タイプは何が何でもニジェール産という時代の中
ドリーK氏によって区別され全国でエンドリマニアが増えるきっかけともなった、超極美個体。
現在入手不可能となった15歳以上になるワイルド旧タイプ種親より極少数出現する稀少タイプである。
細かく柄の入り方やバンドの入り方を問うものでもない。

スネークバンド

圧倒的個体差が自慢のドリーK,P・エンドリケリー。
その中でも、門外不出15才以上になる輸入ワイルド旧タイプ種親群団から
採れるF1ベビー達は常に新鮮な感動をマニア達に与えている。
この個体はチャドタイプも種親から採れたF1個体ですが異様で不気味な
体側模様が太短い体型によく似合っていて印象に残ります。レッドスネークヘッドの
成魚を連想させる不規則で不気味な模様にちなんで付けられた名称で
F/M誌REDCEN広告登場以来マニア間で賛否両論
話題が絶えない個体です。バンドがストライプ状の個体群の中でもこれほど
『いかつい』ものは減多にいません。ドリーKのバリエーションの多さゆえ
出現した稀少タイプ。

『京名産』3本バンド

まさに『京名物』になったドリーKチャドタイプの
種親より得られたF1個体より少数出現したタイプ。
肩口からいきなりの太バンドが3本だけ入るため、その大胆なコントラストは
稀少性も加わりエンドリを見慣れているマニアその他小売販売店様をも
引き付ける魅力をかもしだす。
尾ビレ付け根の極小さいスポット等はバンドの本数には入れないが大きければバンドである。
マニアによって意見の分かれる部分でもある。
ドリーKブリード以外では出現報告例は今のところほとんど無い。
数が少なく手にしたマニアも絶対手離さないので量産は月日がかかりそうである。

ソリッド・タイガー

「ドリー・K」旧タイプF1個体の中からごく少数出現するタイプ
特長としては顔全体に入るスポット模様が標準個体よりも
大粒で、クッキリと墨を落としたように美しく入りバンドと
地肌のキワもより美しく見える。
FM誌 2001年 1月号(ドリー・Kワールド参照)当店広告掲載時
全国マニアに衝撃を与えたタイプ。流通量は極めて少ない。
これまでのところ、標準的なタイプと比べ明らかな『差』が
顔の模様を中心に現れている



エンドリケリーに魅せられて
その特徴や個体差にそれぞれ独自の個体名称を付けていますが
そういった"種"が存在したり"固定品種"になっている訳ではありません。
しかし様々な個体差とバリエーションをより楽しむために当店なりの見解を表したものとお考え下さい。
また過剰な個体名称競争にならない事を望みながら日本基準を目指します・・・。
=Dory-K&REDCEN=

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